青汁にはビタミンやミネラルなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
中でも、ビタミンB群の一つである葉酸が人間の成長や胎児の成育に効果があると言われているため、妊娠中の女性が摂取するとよいと言われています。

葉酸には、どのような成分と効果があるのでしょうか。
青汁で葉酸を摂取するメリットなど、葉酸についてまとめました。

葉酸とは?摂ることでどんな働き・効果がある?

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

よく見聞きする葉酸という言葉ですが、葉酸とはどういうものか、まず知っておくことが大切です。
「葉」という漢字が含まれるように、葉酸は緑黄色野菜に多く含まれる、ビタミンB群の水溶性ビタミンです。

ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれています。
もともと、ほうれん草から発見されたことから、ほうれん草を意味するラテン語からその名が付きましたが緑黄色野菜だけではなく、豆類やレバー、うなぎや海苔にも含まれます。

葉酸は、DNAやRNAを含む核酸を合成したり、アミノ酸(たんぱく質)を合成したり、血液をつくるといった、人間の成長や生きていくために必要な、重要な働きをします。
また、ホモシステインを代謝し、動脈硬化を防ぐといった、生活習慣病予防にも葉酸の働きは効果を発揮すると言われています。

また、葉酸が欠乏すると、貧血などを引き起こす可能性もあります。
というのは、葉酸は赤血球をつくるもととなります。
貧血は鉄分不足という認識が多いですが、実は葉酸の欠乏による赤血球不足により血液の酸素を運ぶ量が低下し、貧血となることがあるのです。


女性は生理などで一定量出血が起こるため、貧血を起こしやすくなります。
貧血を起こしやすい人、赤血球量が低めの人は鉄分と共に葉酸の摂取にも気を配ることがおすすめです。
また、葉酸には造血作用もあるので、成長中で怪我をしやすい子供にも必要な成分と言えそうです。

貧血についてはこちらのページ女性に多い貧血!青汁で貧血の予防と改善は出来る?でもお話しています。

妊婦さんこそ葉酸を摂るべき!葉酸が必要な理由!

さて、葉酸の効果は貧血予防などだけではありません。
葉酸には妊婦に、より効果的に働くことが分かっており、積極的に葉酸を摂取することが大切です。

なぜ妊娠中の女性が葉酸を摂ることを勧められているのでしょうか?
葉酸の効果の一つとして、DNAやRNAを含む核酸を合成する働きがあります。
この働きは、おなかの胎児のDNAを含む合成や細胞分裂に寄与し、胎児を正常に発育させるために有効です。
そのため胎児の細胞分裂が活発な、妊娠初期の葉酸の摂取は特に大切です。


また、葉酸には神経管閉鎖障害などの胎児に関わるリスクを減少させる効果もあると言われています。

神経管閉鎖障害とは、胎児の成長過程で生じる先天性異常のことで、主に脊椎骨や脳に癒合不全が発生することがあります。
脊椎骨が形成不全を起こす場合や、脳に腫瘤ができる、または頭蓋骨や脳が発育しない「無脳性」などがあります。

無脳性の場合、75%が死産してしまうなど、いずれも重症の症例となるケースが多いことから、厚生労働省でも妊婦に対して葉酸摂取を奨励する勧告がでています。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

また、妊娠中期・後期になると胎児の成長とともに、たくさんの栄養を届ける血液が必要となります。
葉酸の造血作用によって胎児の成長と母体の貧血予防効果があるので、妊娠中期や後期でも葉酸を摂ることを心がけることが大切です!

葉酸を食品から摂るのは大変?妊娠中に必要な葉酸の量

妊娠中に葉酸を摂取することが大切なのは理解できましたが、では妊娠中には実際どれくらいの量を摂ればいいのでしょうか。
厚生労働省によると、成人男女が1日に必要とする葉酸の量は200μg(0.2mg)、推奨量は240μg、上限量を1,000μgと設定しています。

緑黄色野菜以外にも、葉酸が含まれる食材は普段食べるものの中に比較的含まれていることから、通常の食事であれば大きく不足することは少ないかと思われます。

ですが、妊娠中の女性に推奨される葉酸の数値はまた別で、妊娠期は必要量370μg(推奨量440μg)、授乳期は必要量280μg(推奨量340μg)、そして妊娠を計画している女性の必要量は400μgとなっています。
これくらいの量になってくると努力して摂取する必要がありますが、例えば生100gのほうれん草には210μgの葉酸が含まれています。

100gのほうれん草はだいたい2分の1把になるので、毎日2分の1把を摂ることになりますが、これは生の場合なので熱を加えると熱に弱い葉酸はその半分になってしまいます。
つまり妊娠期の推奨量440μgをクリアしようとすると、茹でたほうれん草2把分を毎日食べる必要があるということです。
例えばブロッコリーの場合でも、やはり毎日2株の摂取が必要となります。

すず助手 すず

食品で葉酸を摂取しようとするのは、やはり難しいことなんですね。

青汁で葉酸を摂るメリットとは?

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

妊娠中にはおなかの赤ちゃんのためにも毎日推奨量を摂取したい葉酸ですが、食品で摂るのが難しいのが難点です。
そこで着目したいのが青汁です♪

青汁の中には葉酸を積極的に取り入れた商品もあるので、葉酸を日常的に摂取したい妊娠中の女性にはおすすめです。


青汁で葉酸を摂るメリットとしては、青汁を一杯飲むだけで一定量の葉酸を取り入れることが可能になるだけでなく、葉酸以外のさまざまなビタミン類やミネラルなど身体に必要な栄養素を摂取することができます。

また、妊娠中になりやすい便秘に効果的な食物繊維も青汁には含まれています。
食物繊維は便秘予防や、腸内環境の整備にも役立ちます。

青汁の便秘解消効果についてはこちらも参考にどうぞ♪
青汁で便秘解消出来る?デトックス、腸内環境を整える効果?

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

腸内環境がよくなることで免疫力も強化され、妊娠中の大敵である風邪などの病気予防にもつながります。
妊婦が青汁を飲むメリットは、葉酸の摂取以外にもメリットが多いのです♪

青汁の風邪予防効果についてはこちら青汁で免疫力を高めよう!風邪予防や体質改善に効果があるって本当?を読んでみてください。

また、葉酸の摂取方法としてはサプリメントなどもあり、サプリを服用することひとつの手ですが、注意しないとサプリだけに頼った結果、葉酸摂取過剰になり、過敏症になることもあります。

青汁に含まれる葉酸は適量なので青汁を飲んだだけで摂取過剰にはならないので安心です。

すず助手 すず

普段の食事では栄養素が足らないと感じている方や、妊娠中で食欲がない方、固形物を口に入れるのが難しい場合に、青汁なら飲むだけで必要な栄養素が摂れるのがうれしいですね!

葉酸が含まれている青汁商品一覧

すず助手 すず

葉酸が含まれている青汁で、何かオススメはありますか?


一般の人の健康維持だけでなく、妊娠中の女性や胎児の成育に必要不可欠な葉酸。
葉酸を効果的に摂取するには青汁がおすすめですが、葉酸が含まれる青汁には、どういったものがあるのでしょうか。


大麦若葉、長命草を含有した、えがおの青汁三昧は、ほとんどの原材料が国産有機栽培で育てられ安全性はお墨付きです。
えがおの青汁満菜一杯中で摂れる葉酸は234μgとなっており、成人の1日必要量を満たしています。
妊婦は気になるカフェインも、一杯5mgとのことなので1日の摂取量としては問題ない数値といえるでしょう。

大麦若葉の効果についてはこちら青汁の主原料の王様!「大麦若葉」の栄養成分と効果・効能、飲みやすさは?へ。

また、青汁三昧の葉酸含有量は171.60μg、サンスターの粉末青汁は、葉酸はキャベツ2枚分、と具体的な含有量は不明ですが、カフェインゼロであり、国産野菜100%、農薬・添加物不使用という品質なので妊娠中の女性が毎日飲むには安心な青汁といえそうです。

葉酸の含有量が高い、えがおの青汁満菜は一杯で234μgなのである程度の効果はありますが、妊娠期の葉酸必要量は370μgなので、それでも必要量には足りません。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

葉酸はサプリや青汁などで摂取しようとするのではなく、あくまでも食事だけでは足りない量を補うという意味で青汁を飲みましょう!
毎日の健康維持だけでなく、食事とのバランスを取ることが大切です♪