青汁には「桑の葉」が入っているものがあり、桑にはどんな成分が含まれるのかが気になるところです。
桑の葉は、日本では昔からお茶や蚕の餌、漢方薬などに使われてきました。

桑の葉にはさまざまな栄養成分が含まれており、それらの相乗効果も期待できるので注目されている植物です。
高い栄養価の内訳や桑の葉の特徴などを知り、健康的な生活を送るのに役立てましょう。

桑の葉とは?桑の葉の成分、栄養価は?

桑の葉はもともと中国や朝鮮が原産のクワ科の落葉樹で、今では自生・改良種合わせて100種以上もあります。
自然木は高い木ですが栽培されている桑畑は低木で、蚕の餌やお茶、天ぷらなどに用いられてきました。
桑の葉だけでなく枝や根の皮、桑の実なども漢方薬として鎌倉時代から用いられています。


桑の葉は最近では青汁にも加えられることが多くなっています。
桑の葉にはビタミンA・B1・B2・C・E、亜鉛、鉄、マグネシウム、カルシウム、食物繊維、γアミノ酪酸(ギャバ)、各種フラボノイドなどの成分が豊富に含まれています。

ビタミンAはほうれん草の約10倍、鉄は小松菜の約15倍、カルシウムは小松菜の約1.5倍、ビタミンB1はケールの約2倍、ビタミンEはケールの約10倍、食物繊維はケールの約4倍も含まれています。
ビタミンAはベータカロチンともいわれ、皮膚の粘膜や目の機能を向上させる働きがあります。

またビタミンB1は糖をエネルギーに変える働き、中枢神経や末梢神経の機能維持、脳や筋肉を正常に動かす大切な働きがあります。
ビタミンB2は発育のビタミンともいわれ、皮膚や爪・髪の細胞再生や過酸化脂質の分解、成長ホルモンの促進に関わっています。

このように大切な栄養分が豊富に含まれている桑の葉ですが、中でも特徴的な成分は1-デオキシノジリマイシン(DNJ)です。
これは桑の葉特有の成分で、血糖値が上がるのを防ぎコントロールできるもので糖質を制限している人や糖尿病の人にオススメです。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

ほかにも桑の葉に含まれるギャバやルチンには血圧上昇を防ぐ効果もあり、こういったさまざまな栄養成分の相乗効果で健康を促進する効果があると考えられています♪

桑の葉特有の”DNJ”による糖尿病への予防&改善効果

桑の葉には研究で特有の成分「DNJ」が豊富に含まれていることが分かってきました。
DNJには血糖値抑制効果やブドウ糖吸収阻害効果が認められています。

食事をとると糖質はαグルコシダーゼという酵素の働きによって小腸壁で吸収されますが、DNJはこのαグルコシダーゼの働きを阻害する働きがあります。
するとブドウ糖の吸収が緩やかになり、血糖値の上昇を抑えてくれるのです。

DNJの結合は比較的ゆっくりで、ブドウ糖の吸収を全部阻害してしまう訳ではなく緩やかに吸収されます。
食事後の血糖値上昇がゆっくりになるので、糖尿病の予防や改善に効果が期待できます。

このような効果から、すい臓への負担も軽減されるので、インスリン分泌細胞が壊れてしまうのを防ぐことができると考えられています。
インスリン分泌細胞が壊れないことからも血糖値抑制効果が期待できるのです。

また体内に摂取された余分な糖は内臓脂肪として蓄積されていくのですが、DNJの効果で防止されることも考えられています。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

隠れ肥満やメタボなど現代人の抱える悩みにも答えてくれる成分です。
桑の葉にだけ含まれているというDNJの研究は進みつつありさまざまな効果があることが分かってきました。

青汁に桑の葉を加えることで、それぞれの成分の働きが加わるのでより一層健康に貢献してくれることでしょう。

ギャバやポリフェノールなどの健康への効果も◎

桑の葉には、γアミノ酪酸(ギャバ)や、ポリフェノールの一種である各種フラボノイド、ルチンが豊富に含まれています。
ギャバは中性脂肪が蓄積されるのを抑制する働きがあり、ダイエット効果が期待できることからメタボ対策にも注目されている成分です。


桑の葉に含まれるビタミンCとの相乗効果でエネルギー代謝が高まることも期待されます。
ルチンは抗酸化作用があるポリフェノールの一種で、ビタミンCの吸収を助ける働きがあり皮膚や血管などの老化を防止するので、高血圧や糖尿病予防効果、アンチエイジング効果が期待できます。

青汁の美容効果については、こちらも参考にどうぞ♪
青汁に美肌効果、アンチエイジング効果がある?肌荒れ、ニキビなどの肌トラブルが改善する?

ギャバやルチンには腎機能などを高める作用があり、肝臓・腎臓の機能を改善してくれます。
フラボノイドや亜鉛にはアルコールを分解して吸収を抑えるなどの働きがあるので、ギャバやルチンとの相乗作用でより効果が高まると考えられています。

このような桑の葉に含まれる成分同士の相乗効果は、果青汁に加えることで、それぞれの足りないところを補い合っていくことにもなりより高い栄養価になることでしょう。

桑の葉のダイエット効果がスゴい?そのヒミツとは!

すず助手 すず

桑の葉って、ダイエットにいいって有名ですよね!
原料や栄養に詳しくない私でもそれは聞いたことあるんです♪

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

そうね、桑の葉はダイエット効果が期待できることから、ダイエット食品の素材としても利用されているわ。
桑の葉に含まれるDNJなどには糖質吸収阻害効果があるので糖尿病の予防や改善に期待できますが、同時に糖の吸収が緩やかになることはダイエット効果も期待できるということね!

またギャバによる中性脂肪蓄積抑制の効果や、ビタミンCとの相乗効果での基礎代謝アップなどによりダイエットにも効果が期待できると考えられます。


桑の葉青汁を飲むタイミングは食事の前がオススメです。
その後に摂る食事で脂肪や糖の吸収を抑えて、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので満腹感も期待できます。
桑の葉の利尿作用やデトックス効果などのダイエット効果も期待できるので、日中に飲んでも大丈夫です。

ただ人によりお腹の張りを感じることもあるようです。
桑の葉青汁は1日の量を守り飲み過ぎには注意しましょう。

また桑の葉に含まれる食物繊維には、腸のコレステロール吸収を抑制する働きがあります。
動脈硬化を予防するなど健康にいいだけでなく、桑の葉に含まれる食物繊維には便秘の改善に効果が期待でき、フラボノイドなどのポリフェノールとの相乗効果でアンチエイジングやダイエット効果も期待できます。

桑の葉が含まれている人気の青汁一覧

青汁に桑の葉が含まれている商品で人気なのが、「マイケアのふるさと青汁」です。

原材料は桑の葉、明日葉、大麦若葉の3つですが、飲みやすいと評判です。
糖尿病や生活習慣病の予防や改善、メタボやむくみが気になる人にオススメです。

詳しくはこちらマイケア「ふるさと青汁」口コミはどう?明日葉のカルコン魅力がすごい!へ。

「神仙桑抹茶ゴールド」はお茶屋さんが作った無農薬の桑の葉入り青汁です。

原材料は桑の葉、シモン、緑茶で栄養バランスが整っています。
子供でも飲みやすい味が人気です。
抹茶製法で桑の葉の栄養成分の損失を少なくしています。
牛乳やヨーグルトに混ぜてもいいですし、料理にも幅広く利用できそうです。

詳しくはこちら桑の葉・青汁でポッコリがスッキリ!お茶村【神仙桑抹茶ゴールド】 口コミと、ダイエットに効果あり?へ。

「桑の葉青汁」は国産100%の桑の葉と、牛乳由来の機能性タンパク質MBP®、高級抹茶の3つが原材料で飲みやすい味です。

子供から高齢の人まで年代、性別を問わずおススメの商品です。

「桑の葉美人青汁」は、鹿児島の有機桑の葉を100%使用した青汁です。
水溶性の食物繊維と植物性乳酸菌、オリゴ糖を加えてあり栄養バランスが優れています。
朝採りの桑の葉を、その日のうちに加工した桑の葉美人青汁は子供にも飲みやすいと人気です。
美容と健康に配慮した女性にオススメの青汁です。

桑の葉は古来漢方薬などにも使われ、健康のためにさまざまな利用法が考えられてきました。
現代では自然の恵みを研究することで、科学的に証明された効果を知ることができます。

生活習慣病などの予防や改善の効果だけでなく、ダイエット効果も期待できる桑の葉を青汁に加えたり加工したりすることで手軽に摂取できるようになりました。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

桑の葉青汁を上手に取り入れて、健康な生活への第一歩にしたいですね!