健康増進効果が期待される飲料として有名な青汁ですが、使用する原料によって栄養価や効能の種類が異なります。
青汁の原料として一般的に認知度が高いのは大麦若葉やケールなどですが、中にはクマザサを原料とした青汁も存在し、注目を集めています。

ここではクマザサの特徴や効能について解説しつつ、クマザサが含まれる青汁商品を紹介します。

青汁によく含まれるクマザサとは?

クマザサとはイネ科ササ属の植物のことで、厳しい環境でも枯れることなく100年以上生息することが可能なほど高い生命力を秘めているとされています。
10年に1度くらいの割合で花を咲かせ、稲穂のような実をつけるのが特徴です。


北は北海道、南は鹿児島まで、日本の各地で広く自生しているのが確認されています。
日本では古くから病気や怪我の治療に用いる薬草や民間治療薬として利用され、暮らしに浸透していたと言われています。

そして防腐効果や防臭効果や殺菌効果を持つと考えられ、おにぎりやお餅などを長持ちさせるための包みとして活用されていたという研究結果もあります。
笹団子や笹寿司、笹飴やチマキなど、クマザサを使った食べ物や調理法が現代にも伝わっていることから、その効果や効能の信憑性は高いと言えるでしょう。

クマザサという呼び名は、葉が白くなる様子が歌舞伎の化粧法である隈取りに似ていることが由来だと言われています。
また熊が冬眠時や冬眠明けに食べる笹だからという説もあります。

葉の緑に浮かぶ白い模様は確かに隈取りのように見えますし、数カ月も冬眠する熊がお腹の中で食べ物が発酵したり毒素を出したりするのを抑えるために、クマザサを食べるというのは一応理に適っていると考えられます。

葉緑体(クロロフィル)、バンフォリンで殺菌&防腐効果?

クマザサの特徴としては、クロロフィルを豊富に含んでいる点が挙げられるでしょう。

クロロフィルは植物の葉が持つ天然色素のことです。


植物においては主に光合成の触媒として用いられるクロロフィルですが、人間の肉体においては血液成分に作用すると考えられています。
人間の血液の色素であるヘムと構造上の類似点が多いクロロフィルは「緑の血液」と呼ばれることもあり、血液中の鉄分と結びつくことで、赤血球やヘモグロビンなどの色素に変化します。

さらに体内に取り込まれたダイオキシンやカドミウムや鉛などといった有害物質に吸着し、体外に排出させる解毒作用を持つとされています。
そのうえ血管内のコレステロールを吸着する働きを持つため、コレステロール値を下げる作用も期待できるでしょう。

加えてクロロフィルは体内に吸収される細胞の活性化を促す作用を備え、筋肉の維持や増強、怪我や病気の早期回復に繋がると言われています。
それから殺菌作用にも優れていて、胃炎や胃潰瘍などの原因となるピロリ菌や黄色ブドウ球菌などを死滅させる作用も確認されています。

そしてバンフォリンという成分にも注目です。

バンフォリンはクマザサに含まれる多糖類で、免疫力の向上に効果があると考えられています。
人間の体内の細胞には細胞膜を構成する多糖体と呼ばれる成分があるのですが、この多糖体とバンフォリンが結合することで、免疫力が高まるとされています。

それゆえバンフォリンを摂取することでウイルスや細菌などに対する抵抗力が向上し、細胞の老化防止や癌の抑制といった防腐効果を得られる可能性があるようです。
またバンフォリンの防腐効果は、食品を初め、化粧品などにも利用されています。

このようにクロロフィルとバンフォリンには数々の効能が秘められています。
そのためクマザサを原料とした青汁を飲用することで、高い殺菌効果や防腐効果を期待できるでしょう。
細菌の繁殖防止やアンチエイジングなどに興味がある方は、クマザサを使った青汁を1度試してみてはいかがでしょうか。


ごぼうの11倍の食物繊維で便秘解消♪

クマザサが持つ健康増進に繋がる効能として、食物繊維の豊富さもポイントとなるでしょう。
クマザサが含有している食物繊維の量はゴボウの約11倍、サツマイモの約28倍だと言われています。

他の青汁原料である大麦若葉やケールが含有する食物繊維の量はゴボウのおよそ8倍だとされていますから、クマザサに含まれる食物繊維の量がいかに豊富かがわかるでしょう。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

食物繊維には腸内環境を整え、便通をスムーズにする作用が認められています。
そのため食物繊維を大量に含むクマザサを原料とした青汁を飲むことで、排便の促進に繋がると考えられています。

青汁の便秘解消効果についてはこちらも参考にどうぞ♪
青汁で便秘解消出来る?デトックス、腸内環境を整える効果?


またクロロフィルやバンフォリンの効能で体内の殺菌や解毒が促され、免疫力向上効果による内臓機能の増進も見込めますから、より腸内環境が健康化し、便秘の症状が緩和することもありえるでしょう。
特に偏った食事や野菜不足を原因とした便秘の場合、症状が良化する可能性が高いのではないでしょうか。

その他のクマザサの効果とは?

  • 消臭効果

クマザサの特徴である殺菌作用は、体臭や口臭の予防にもなるでしょう。
クロロフィルは肌表面や粘膜部分の殺菌や抗菌にも効果を発揮すると考えられているため、汗をかきやすい頭部や腋などのにおいや、口腔内のにおいなどを軽減するのに役立ちます。
それからバンフォリンによって粘膜修復作用が向上し、歯周病などによる口臭を防げる可能性があります。

  • 美肌効果

肌表面にも機能するクマザサの殺菌効果はアクネ菌の働きも抑制しますから、ニキビの予防や早期回復が見込めるでしょう。
他にもクマザサには肌機能を整えるビタミンAやビタミンC、肌の細胞を生成する元となるアミノ酸なども含まれているので、美肌効果も予想されます。


  • 血糖値上昇抑制とダイエット効果

クマザサの細胞活性効果が上手く作用して膵臓の働きを助けることができれば、血糖値の急激な上昇を抑えることもできるでしょう。
血糖値上昇が抑制できれば太りにくい体質作りが目指せますから、ダイエット効果も期待できます。

  • 貧血予防効果

クロロフィルには血液中の赤血球やヘモグロビンの働きをサポートする作用があるため、貧血を予防できる場合もあるでしょう。

  • 骨粗しょう症予防効果

クマザサは骨や歯を形成する元となるカルシウムを含み、加えてカルシウムの吸着をサポートするビタミンKも豊富に含有しているため、骨粗しょう症の予防に有効だと考えられています。

  • 風邪やアレルギーなどの緩和効果

防腐効果や免疫力向上効果によって、風邪や喘息などといった病気の症状を緩和できる場合もあるでしょう。
さらに花粉症やアレルギー性皮膚炎などの症状緩和に繋がるケースも考えられます。


クマザサが入っている青汁のオススメ商品一覧

「めっちゃたっぷりフルーツ青汁」

たっぷりのフルーツを使用し、ジュースのような飲み心地を実現した青汁です。
栄養豊富な北海道産のクマザサ、カルコンというポリフェノール成分を含む八丈島産の明日葉、ビタミンとミネラルとアミノ酸を多く含むインド産モリンガを主な原料とし、フルーツ11種類と野菜11種類のエキスをブレンドしています。
8種類のビタミンと9種類のミネラルと149種類の酵素に加え、注目度の高いプラセンタや有胞子性乳酸菌を配合しているのが特徴です。

詳しくはこちらシエル【めっちゃたっぷり フルーツ青汁】 の口コミ!ダイエットにオススメな理由とは?へ。

「フレッシュフルーツ青汁」

こちらもフルーツの成分を配合した青汁です。
必須アミノ酸を多く含む北海道産のクマザサ、国内から厳選した大麦若葉、貴重なカルコンを豊富に含有する鹿児島県産の明日葉、フルーツと野菜から抽出したエキスなどが原料となっています。
それから生きたまま腸に届く有胞子乳酸菌100億個や、3大美容成分であるビタミンCやセラミドやプラセンタも配合されています。

詳しくはこちら内側からすっきり美Body!ビューティーマニア【フレッシュフルーツ青汁】の口コミ!痩せられる?へ。

「美感青汁」

ジェルタイプの美容青汁です。
細胞破壊製法という独自の加工技術で栄養素を取り出したクマザサを主成分とし、明日葉や大麦若葉、がごめ昆布や菊芋などを配合しているのが特徴となっています。
そのうえプラセンタやコラーゲン、ビタミンCやコエンザイムQ10、ヒアルロン酸やセラミドといった美容成分も含みます。
水や牛乳に溶かすことなく摂取できるジェル状のスティックタイプなので、手軽に利用することができます。

詳しくはこちら新感覚!ジェルタイプの「食べる」青汁【美感青汁】 口コミと、健康と美容にオススメ?へ。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

ここで紹介した商品はあくまで一部に過ぎず、クマザサを原料とした青汁は他にもいくつか市販されています。
配合されている成分や味の特徴などを参考にしつつ、各メーカーの商品を複数試し、自分に合った青汁を見つけるといいでしょう。