高血圧は生活習慣病のきっかけとなる症状です。
さまざまな生活習慣病が高血圧と関係しており、高血圧を鎮めることは健康にも大きく寄与してくれます。
高血圧を改善するためには、まず食生活や生活習慣を見直すことが大切です。

そんな中で、高血圧を改善する食品として、青汁が大きな注目を浴びています。
ここでは、そんな青汁の高血圧を下げる働きについてご紹介します。

「血圧」とは?血圧が高いとどうなるか?高血圧とは?

血圧とは、血管に働く圧力のことをいいます。
心臓からポンプのようにはじき出された血液は、血管を通って全身に行き渡りますが、このとき血流の勢いが良すぎると血管を傷めてしまうことがあります。
激しい川の流れがいつか岸壁を侵食してしまうように、激しすぎる血流はいつか血管を傷つけてしまうのです。



このように、血管にかかる圧力が高い状態のことを高血圧といい、高血圧の状態が続くと血管だけでなく心臓にも大きな負担がかかってしまうため、心筋梗塞や動脈硬化などの病気を引き起こしやすくなると言われているのです。

ところで、高血圧というのは数値的にどのような状態のことをいうのでしょうか。

高血圧とは、血圧計の数値が収縮期に140mmHg以上、拡張期に90mmHg以上の場合のことを指します。

ただ、家庭内の血圧計で計測したときは、一般に低い数値が出やすいと言われているため、自宅で高血圧かどうかを自己診断するときは、125/75mmHg以上の数値が出た場合は注意しておきたいところです。

それから、メタボリックシンドロームにおける高血圧は、130/85mmHg以上という基準で計算されるため、こうした数値を上回るような血圧の場合は、何らかの高血圧対策を取った方が良いと言えるでしょう。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

いずれにしても、高血圧はさまざまな疾患を引き起こす原因となる症状です。
血圧が高めの方は早めの対策を取るように心がけましょう。

高血圧を予防&改善策にはどんなものがある?生活の見直し!

血圧が上昇してしまう一番の大きな要因は、塩分の摂り過ぎだと考えられています。
塩分の過剰摂取による血圧上昇は、人によってある程度の個人差はあるものの、やはり塩分を過剰に摂り過ぎることは健康にとって大きな害になると考えた方が良いでしょう。

厚生労働省が発表している一日の塩分摂取量の目安(2015年4月発表)は、男性が8.0g未満、女性が7.5g未満となっていますが、実際に日本人が摂取している一日の平均塩分摂取量は10.7gにも及んでいます。



食の欧米化などによって、味の濃いものを食べる習慣が日本人の中に浸透しており、このことが一日の平均塩分摂取量を上昇させてしまっている要因の一つになっているとも考えられています。

そのため、高血圧の予防・改善をするには、まずは食生活を見直し、塩分摂取量を減らすことが肝心です。
塩分が多く含まれがちな外食を減らし、バランスの良い食生活を心がけることが何よりの予防法になるでしょう。

特に血圧が高めの人は、一日の塩分摂取量を6.0g未満にすることが望ましいとされ、減塩食材を使うなどの対策が必要とされます。

このように、食生活を減塩することに加えて、摂取した塩分を体外へ排出するという方法も合わせて行っていきたいところです。
たとえば、カリウムは摂取した塩分を尿と一緒に排出し、血圧を調整してくれる効果があると言われています。

減塩しながら、こうした成分を日々の食生活に取り入れることで、より効率的に塩分の摂り過ぎ状態を改善することもできるようになります。

減塩が決め手!青汁に含まれる「カリウム」がスゴい!

カリウムは高血圧対策にとって注目すべき成分の一つです。
野菜などに豊富に含まれているカリウムは、塩分の調節に寄与してくれるだけでなく、むくみの解消にも良いとされています。

モロヘイヤやほうれん草、アボカドなどにたくさん含まれているカリウムですが、実は摂取しすぎても身体にとって良くありません。
カリウムの減塩効果は、尿と一緒に塩分を体外に排出するというものです。

しかし、カリウムを摂取することで尿の量が増えれば腎臓にも負担がかかってしまいます。
もともと腎臓に疾患を抱えていたり、腎機能が弱っていたりする場合は、摂り過ぎには注意をしなければなりません。

ただ、そもそもカリウムをたくさん摂取しようとしても、なかなかそうもいかないのが実情です。
というのも、カリウムは生野菜に多く含まれており、野菜を加熱処理してしまうと成分が失われてしまうという性質を持っているからです。

だからと言って、生野菜をたくさん食べるのも大変ですから、食生活を野菜中心にしようと思っても、つい途中で嫌気がさして断念してしまいやすくもあります。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

そこでオススメなのが青汁です。
青汁はそもそも野菜を原料として作られており、カリウムを豊富に含んでいる健康飲料です。
青汁の原料として用いられている大麦若葉やケールなどには、特にカリウムがたくさん含まれており、一日一杯飲むだけでも、手軽にかつ効率的にカリウムを摂取することができます。

野菜嫌いな人、手軽に減塩生活をしたい人などには、特に青汁がオススメです。

青汁に含まれるその他の血圧を下げる栄養成分は?

カリウムによる減塩効果だけでなく、青汁には他にもさまざまな血圧調整を期待できる成分が含まれています。
たとえば、マグネシウムです。
マグネシウムには血圧を拡張する働きがあるとされ、血管にかかる負担を軽減する効果が期待できます。


さらには、塩分を排出するカリウムの働きを手助けする効果があるとも言われています。
マグネシウムは海藻などによく含まれていますが、これを日常的に必要量摂取することは簡単なことではありません。

青汁の原料の中でもケールや明日葉にはマグネシウムが豊富に含有されており、こうした原材料が使われている青汁であれば手軽に摂取することが可能です。

マグネシウムのほかに、青汁に含まれる栄養素の中でカルシウムも血圧を下げる働きがあるとされています。
カルシウム不足も血圧を上昇させる引き金となるため、血圧を下げるためにはカルシウムも効率的に補うことが大切です。

特にカルシウムはマグネシウムとバランスよく摂取すると、血管にとって非常に良いと言われており、そういう意味でも青汁は血圧調整に適任の健康食材と言うことができるでしょう。

他にも、クロロフィルやギャバ、食物繊維が高血圧に効果があるとされています。
クロロフィルは青汁の原料の中でも特に大麦若葉に豊富に含まれ、ギャバは桑の葉やケールなどにたくさん含有されています。
食物繊維はほとんどの青汁に含まれている栄養成分ですが、青汁を選ぶ際はどの原料が使われているかにもこだわりたいところです。

食物繊維についてはこちら食物繊維とは?青汁に含まれている食物繊維の種類や、便秘解消&ダイエット効果など!へ。

高血圧予防にオススメの青汁商品は?

高血圧予防に青汁を飲むのであれば、やはり血圧を下げる効果のある栄養素が使われている商品を選びたいところです。

たとえば、大麦若葉を原料にしている青汁です。
大麦若葉には、カリウムやマグネシウム、さらにはクロロフィルなどといった血圧降下作用のあるさまざまな栄養素が含まれています。

大麦若葉についてはこちら青汁の主原料の王様!「大麦若葉」の栄養成分と効果・効能、飲みやすさは?で詳しくお話しています。

同じ理由で、明日葉を原料にしている青汁もオススメです。
やはりキーワードは減塩効果のあるカリウムですから、カリウムを豊富に含んでいる大麦若葉や明日葉が原料になっている青汁は、高血圧予防に飲む青汁商品として最適だと言えるでしょう。

明日葉についてはこちら青汁に含まれている「明日葉」の栄養と期待できる効果は?カルコンやクマリンで生活習慣病予防?へ。

また、青汁と聞くと、飲みにくさをイメージする人もいますが、大麦若葉や明日葉は口当たりも決して悪くありません。
もちろん、人によって感じ方はさまざまですが、自分の口に合った青汁を選ぶことも、青汁を習慣として取り入れる際のポイントです。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

しかし、青汁だけを摂取しているだけでは、当然のごとく血圧は改善しません。
健康的な生活は、日々の食生活を見直し、運動習慣なども取り入れることで初めて実現されるものです。
そうした健康習慣のアクセントとして、ぜひ日々の生活に青汁を取り入れてみましょう!