青汁は手軽に飲むことができ、野菜の栄養を豊富に摂取できることから人気が高まっています。
店頭や通販ではさまざまな商品が販売されているため、どんな基準で商品を選べばよいか迷ってしまう人もいるかもしれません。

ここでは、青汁に含まれるケールの栄養素や効果・効能、おすすめの商品などについて、幅広くご紹介します。
自分に合った青汁選びの参考にしてみてください。

「野菜の王様」ケールとはどんなもの?含まれる栄養素の種類は?

ケールにはさまざまな栄養素がたっぷり含まれていることから、「野菜の王様」と呼ばれることがあります。
ケールは、地中海を原産とするアブラナ科の植物でキャベツの原種に近く、葉を広げて生育します。


日本に伝わったのは江戸時代とされ、栄養効果が高いことから、現在では国内各地で生産されるようになりました。
ヨーロッパでは野菜として市場で普及していますが、日本ではスーパーの生鮮品コーナーで見かけることは少なく、青汁の原材料として栽培されるのが一般的です。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

「野菜の王様」と呼ばれるだけあって、ケールには栄養素が豊富です。
主な栄養素としてビタミンCやEをはじめ、ビタミンKやβ-カロチン、カルシウムのほか、葉酸や食物繊維、メラトニン、ルテインなどが含まれています!

これらの栄養素から得られる効果や効能について、次の段落でご紹介していきます。

ケールの効果、効能とは?美肌や便秘解消にも◎!

ケールにはビタミンCがたっぷり含まれており、100g摂取すると1日に必要な量の8割ほどをまかなうことができます。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌や粘膜の状態を健やかに保つ働きがあります。

また、ケールに含まれているビタミンEには高い抗酸化作用があり、メラニンの生成を防ぐほか、血流を改善する効果もあります。
ビタミンCとEが豊富に含まれていることで、高い美肌効果が期待できます。



さらに、緑黄色野菜に多いβ-カロチンはケールにも多く含まれており、抗酸化作用や免疫力を高める役割を果たしているほか、カルシウムも豊富に含まれています。
ケール100gで、牛乳200mlに相当するカルシウムがとれるので、骨粗しょう症対策にもなりそうです。

また、ケールに含まれる葉酸は、核酸の合成をサポートするため、妊娠中に欠かせない栄養素として注目されていますし、成人の循環器系の疾患を予防する効果もあるといわれています。

そのほか、食物繊維も豊富です。
食物繊維は消化酵素では分解できないため便の量を増やすことができ、便の量が増えると便秘解消にも役立ちます。
お腹がすっきりしないお悩みのある方にもピッタリです。

食物繊維についてはこちら食物繊維とは?青汁に含まれている食物繊維の種類や、便秘解消&ダイエット効果など!も参考にどうぞ。

ケールのメラトニンで安眠効果も?疲れ目にもオススメ!

ケールに含まれているメラトニンは、睡眠とかかわりの深いホルモンです。
メラトニンは、脳の中央にあたる小さな松果体と呼ばれる部分から放出され、血流にのって全身を巡ります。

明るくなると分泌が抑えられる一方、暗くなると分泌量が増えるホルモンで、体内時計のリズムを整える役目を果たしています。
メラトニンが分泌されると体の深部体温が下がってスムーズに眠りにつくことができるため、メラトニンがしっかり分泌されることは、良質な睡眠につながるといえるでしょう。



メラトニンの分泌量は年齢とともに減少するといわれています。
子供のころにピークを迎えたあとは減少の一途をたどり、高齢者では微量しかつくり出せなくなります。
高齢になるにつれて夜中に目が覚めたり眠りが浅く感じられたりするのは、メラトニンの分泌と関係があるのです。

メラトニンには安眠効果に加えて抗酸化作用もあります。
活性酸素から体を守り、組織の酸化を抑える働きがあるため、抗炎症作用も期待できます。
メラトニンは、体を若々しく健康に保つのに役立つホルモンといえるでしょう。

ケールに含まれる栄養素としては、ルテインにも注目したいものです。
カロテノイドの一種であるルテインは目の水晶体や黄斑部、皮膚などに含まれ、なかでも網膜の黄斑部に多く含まれています。
ルテインは抗酸化作用の働きにより活性酸素から目を守ってくれるので、目の健康維持にも役立ちます。

黄斑部にブルーライトが届くのを妨げる働きもあるので、パソコンやスマートフォンによる疲れ目対策にもオススメです。


ケールに副作用はある?摂取してはいけない人は?

すず助手 すず

ケールはとっても栄養豊富ってことがわかったけど、ケールを摂って副作用が起きることはあるんですか?

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

ケールには食物繊維が豊富に含まれているので、一度にたくさん摂りすぎると胃腸に負担がかかることがあります。
便通の解消に役立つ一方で、おなかが緩くなる可能性もあるので、適量を摂取するようにしましょう!

また、さまざまな食べ物で起こる可能性があるのが、アレルギーです。
青汁の場合、ケールが原因となる可能性があるほか、原料に加えられている豆乳やクロレラ、その他の添加物などが原因となることもあります。

青汁を飲んだあとにアレルギー症状が起きたときには、飲むのを控えるようにしましょう。
原因となるアレルギー物質を検査で確認しておくと安心です。

また、青汁を摂取してはいけない人として腎臓機能が弱っている人があげられます。
青汁にはカリウムが比較的多く含まれているため、腎臓の弱い人が摂取すると、カリウムをうまく体外に排出することができず、腎臓に負担がかかる恐れがあります。

ワルファリンのような血液を固まりにくくする薬を服用している人も摂取を避けたほうがよいでしょう。
ケールに含まれるビタミンKは100gあたり210μgほどあり、100gで1日に必要な量の3倍を摂取できることになります。

ビタミンKは、出血を止めたり骨を守ったりする働きのある栄養素ですが、ワルファリン服用中は、血を固まりにくくするため、ビタミンKの活性を抑えている状態にあります。
薬でビタミンKの働きを抑えても、食べ物から大量にビタミンKを摂取してしまうと、薬が効きにくくなる可能性があります。

ケールが含まれている青汁商品でオススメは?

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

ケールが含まれている青汁商品は数多く販売されていますが、ここでは国産ケールを使用した、安心して飲めるオススメの青汁をご紹介します。

最初にご紹介するのは、ファンケルの「本搾り青汁 ベーシック」です。

原料となるケールは、愛媛県・鹿児島・長野県の契約農家で化学農薬を使わずに栽培されたものを100%使用しています。
土壌分析に基づいて足りない栄養素を補うミネラル農法で栽培されており、製品には着色料や保存料、食塩や香料などは添加されていません。
ファンケルマイルドテイスト製法により、クセがなく飲みやすいのも嬉しいですね。

詳しくはこちら【ファンケル】ファンケルの本搾り青汁ベーシックの評判と口コミ!へ。

また、ケールそのものの味わいを大切にしたいと考えている人にはキューサイの「ケール青汁(冷凍タイプ)」がオススメです。

原料のケールは国内の契約農家とグループファームにより、種を育てるところから農薬や化学肥料を使わずに栽培されています。
酸化を防ぐため低酸素状態で新鮮なケールを絞り、-40度で急速冷凍した青汁は、みずみずしくて自然な味わいです。
余分なものを加えていないので、季節による味の変化も楽しめます。

さらに、どこでも手軽に飲める青汁をお探しの方にはキユーピーアヲハタの「元気な青汁有機ケール(粒タイプ)」がオススメです。

粒タイプなので水に溶かす手間がかからず、外出先や旅行先でも手軽に栄養を補えます。
ケール以外の原料や添加物は使用せず、原料のケールは愛媛県の契約農家が有機栽培したものです。
ケールは農林水産省の有機JAS認定を受けているので、品質面も信頼できます。

ケールは虫が少ない冬季限定で栽培されており、夏と比べてゆっくり成長するため栄養が多めに含まれています。
1日あたり10~30粒が目安なので、量の調整がしやすいのも魅力といえるでしょう。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

ケールには、さまざまな栄養素がバランスよく含まれています。
美肌や健康増進などの効果が期待できるので、好みの青汁をみつけて毎日の習慣にしてみてはいかがでしょう。