男性に比べて女性に多く見られる健康の悩みの一つに貧血があります。
貧血は症状を経験したことがあるという人が多い分、つい軽く考えられがちです。

しかし、中には放っておくことで重い症状となり、転倒などの危険が生じることもあります。
そこで、貧血とはどのような症状であるのかという基本的な知識から、貧血を予防する方法と症状の改善に効果的と言われている青汁の魅力についてまでを詳しくご紹介します。

貧血って何?種類は?最も多いのは”鉄欠乏性貧血”

わかば わかば農園  わかば

みどり!ちょっと手を貸してくれ!

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

あら?わかばじゃない。
野菜の配達にしては随分大声出しちゃって。

すず助手 すず

教授、すみませ~ん…さっき研究室の外で倒れちゃって。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

どうやら貧血みたいね。ここで少し横になりなさい。
あとは私が見るから、わかばはもうさっさと帰っていいわよ。

わかば わかば農園  わかば

…みどりは俺に対して『冷血』だな。

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すず助手 すず

う~ん貧血なんて…初めてです。
貧血ってよく名前は耳にしますけど、具体的になんなんですか?

貧血とは血液が薄くなっている症状を言います。
正確には、血液中にある赤血球の数やヘモグロビンの量が基準値に足りていない状態です。

人間の血液は液体と細胞の成分で構成されています。
液体の成分の多くは水で占められていますが、細胞の成分は3つの血球により作られています。
3つの血球とは白血球と血小板、赤血球です。

このうちおよそ90パーセントを占めている赤血球は、その大部分の血色素がヘモグロビンで占められています。
ヘモグロビンとは鉄を含んだヘムという赤い色素と、グロビンというタンパク質が結合してできた物質です。
中央にくぼみのある円盤型をしているヘモグロビンは酸素を肺から取り込み、そのまま血管を通って全身に運ぶ役割を持っています。

ところが、赤血球の数やヘモグロビンの量が不足し十分に全身へと酸素を運ぶことができなくなると、体が酸欠状態となってしまうのです。
酸欠状態となった体は貧血としてさまざまな症状が生じます。



筋肉に酸素がいきわたらなくなることで疲れを感じやすくなってしまったり、心臓に十分な酸素がなくなると息切れや動悸の症状を感じるようになってしまったりするのです。
貧血として代表的な症状の一つである立ちくらみやめまいは脳に十分な量の酸素がいきわたらなくなった際に出る症状です。

貧血と一言でいっても症状によりいくつかの種類に分けられています。
眼球や皮膚などが黄色く染まる黄疸症状は溶血性貧血です。

巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸の不足が原因で、白髪の増加や舌の表面の変化、手足のしびれなどの症状が見られます。
他にも出血しやすくなるなどの症状が生じる再生不良性貧血や感染症やがんなどの他の病気が発症した後に二次症状として起こる二次性貧血もあるのです。

しかし、貧血症状のうち、およそ9割は鉄欠乏性貧血であると言われています。

欠乏性貧血はめまいや動悸、耳鳴りや、顔色の悪化、疲れやすくなるといった一般的な貧血症状のほかにも、のみこみや嚥下の障害、口の端が切れる口角炎、爪の反り返りといった症状も見られます。

貧血に予防に必要な食材や栄養素は?

すず助手 すず

でも教授、私普段から結構モリモリご飯を食べているし、貧血なんて程遠い存在だと思ってたんですけど…。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

あなたが普段食べているのは、ほとんどがコンビニ弁当やファストフードじゃない。
それでは十分にカラダのための栄養が摂れているとは言えないのよ。

貧血を予防するためには常に全身に十分な酸素を行きわたらせる必要があります。
そのため、ヘム不足による貧血症状に関わる鉄分や、赤血球やヘモグロビンの材料となるタンパク質を意識的に十分な量摂取することが大切なポイントとなります。

さらに鉄分の吸収を良くするビタミンCを一緒に摂取すると効果的です。
赤血球をつくるために必要となる葉酸やビタミンB12も忘れずに十分量をとるようにしましょう。
鉄を多く含んでいる食材には、レバーやマグロ、かつお、あさりなどがあります。
これらはヘム鉄と呼ばれ特に吸収率が良い食材といわれています。

また、卵黄や小松菜、大豆製品、プルーン、レーズンなどは非ヘム鉄と呼ばれ吸収率はあまりよくありませんが、ビタミンやミネラルなどを多く含むことで他の栄養の同時摂取も期待できるというメリットがあります。

鉄をより効果的に摂取させる作用を持つビタミンCはアセロラやモロヘイヤ、ブロッコリー、いちご、レモン、ピーマンなどに多く含まれます。
ヘモグロビンの構成に大切なタンパク質を意識的に摂取する場合には大豆製品や乳製品、卵、肉、魚から良質なものを摂取することが必要です。

造血作用のある葉酸はレバーや納豆、ブロッコリー、ホウレンソウ、卵黄などに多く含まれています。
同じく血をつくる役割を持つビタミンB12は葉酸と同じくレバーや卵黄のほか、チーズ、牡蠣やしじみといった貝類などで高い摂取が期待できます。

葉酸についてはこちら青汁に含まれる「葉酸」の成分や効果!妊婦さんにもオススメ!妊娠中に必要な理由や推奨量は?

すず助手 すず

わわわわ!!私のいつもの食事には入っていないものばかり!!
私にこんな栄養素がちゃんと摂れるのか考えただけで、余計にクラクラしてきました!

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

確かにこれだけの栄養素を毎日の食事で意識していくのは難しいことね。
そういう人にも、青汁がとってもオススメなのよ。

青汁は貧血対策に効果的?!貧血に青汁がオススメな理由!

貧血を予防するためには体に必要なさまざまな栄養素を日々バランスよく、十分量摂取することが大切です。
しかし、鉄分やタンパク質、ビタミンC、葉酸、ビタミンB12といった栄養に特化して摂取しながら、他のさまざまな栄養素を日常的に幅広く摂取することは簡単なことではありません。

また、貧血対策となる栄養素が多く含まれている食材として名が多くあがっている食材にレバーがあります。
しかし中にはレバーを苦手とする人もいるかもしれません。

レバーを日々食べることで、鉄やビタミンB12、葉酸といった栄養素を摂取することは可能となりますが、そもそもレバーを苦手とする人にとっては日々の食事に取り入れること自体を辛く感じ、食べ続けることは困難でしょう。

そのような場合には、毎日の飲み物の一つとして青汁を飲むという方法が効果的です。
飲料として毎日の生活に取り入れるだけで貧血に効果的な栄養素を気軽に摂取することが可能となるのです。


青汁は主に、大麦若葉、明日葉、ケール、桑の葉で作られています。
これらの材料には多くの鉄分が含まれています。
特に大麦若葉には多く含まれているため、効率的に鉄分が取れる食材の一つとされています。

大麦若葉についてはこちら青汁の主原料の王様!「大麦若葉」の栄養成分と効果・効能、飲みやすさは?へ。

ただしこれらの材料は青菜などに多く含まれる非ヘム鉄で体への吸収が悪い栄養素といわれています。
しかし、ケールにはビタミンCも多く含まれているため、非ヘム鉄であっても吸収の助けを受けながら効率的に摂取することが可能となるのです。

ケールについてはこちら青汁に含まれている「ケール」の栄養素、効果・効能は?美肌効果や便秘解消にもいい?へ。

青汁だけではNg!食生活も見直してみて♪

貧血予防に効果的で栄養価の高い青汁ですが、青汁だけに頼らず、毎日、栄養バランスの良い食事をとり、健康的に血液が循環する体を作ることが基本となります。

1日に3食を規則正しくとることや、朝食を抜いたり、ダイエットにより減食をしたりすることは避けることが重要です。
通常正しい食事をしていれば、貧血症状は起こりにくいものです。

しかし、毎日の生活の中で正しい食生活を維持することが難しいというケースは少なくないことでしょう。

また、成長期の子どもや月経中の女性、妊娠や授乳中のお母さん、消化器系の病気により出血症状を持つ人などは、慢性的な鉄不足により通常の食事だけでは十分量を摂取しきれません。
そのため、毎日の食事の不足分を補う目的で青汁を利用するという方法が対策となるのです。


また、紅茶やコーヒー、お茶などは食事中や食後に飲むことを避けるというのも貧血対策の一つです。
紅茶やコーヒー、お茶には鉄の吸収を妨げるタンニンという成分が多く含まれているからです。

ただし、タンニンには抗酸化作用といった体に良い影響を与える働きも持っています。
このため、タンニンの良い効果を受けるためには鉄分が完全に吸収されたタイミングでとるようにすると良いでしょう。

貧血予防、改善にオススメの青汁はどれ?

青汁には、さまざまな製品があります。
鉄分不足に効果的な材料が使用されているという部分は同じですが、さらにそれに加えて含まれている食材や特化して多く含まれている食材が異なるものもあるのです。

たとえば、基本の青汁飲料にレモンの香りを加えた商品があります。
青汁独特の香りを抑えて飲みやすいという点が魅力です。
香りだけではなく、レモンに通常多く含まれているビタミンCの栄養素も多く含まれています。
ビタミンCは鉄分の吸収を良くする働きがあるため貧血予防に、より高い効果が期待できるのです。

また、ケールを主原料とした青汁もあります。ケールにもビタミンCが多く含まれています。
このため鉄分吸収を促し、貧血の予防となるのです。

カルシウムやビタミンE、マグネシウム、食物繊維など、さまざまな栄養素が多く含まれているという点もケールの特徴です。
ケールを主原料とした青汁では貧血のみならず、骨粗しょう症や便秘、冷え性といった健康問題への対策と、抗酸化作用による老化対も期待できます。


一般的に多く見られる”鉄欠乏性貧血”をはじめとして貧血にはさまざまな症状が見られます。
健康的な生活を送るためにも、バランスの良い食事がとれるように食生活の見直しを行い、貧血対策に効果的な栄養を積極的に摂取することは大切です。

また、それとともに食事だけでは十分に摂取することができない栄養を青汁で補って、無理なく貧血の改善を目指すと良いでしょう。

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

ということですずちゃん、これからはしっかり貧血対策をしなきゃね。
わかばからもさっき心配して電話が来てたわよ。

すず助手 すず

はい!もう貧血に悩まされないためにも、私に出来ることから始めてみます!
しかし、わかばさんに研究室まで運んでいただいたのはラッキーでしたが!
わかばさんに運んでもらえるなら、貧血もすてたもんじゃないです!

葉加瀬みどり 青汁教授 葉加瀬みどり

それと、わかばが「すずちゃん、今日の配達の野菜より重かった」とも言ってたわよ。

すず助手 すず

ジーザス!!!